grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

デバ・アオバスズメダイ婚姻色

体験ダイビングや、講習で訪れることが多い
ガルメアウスビーチ


砂地に、サンゴ。

ハゼやスズメダイ天国のビーチ。




デバスズメダイがたくさんいるの場所があるのですが

繁殖シーズンがあるようで、その時期には
婚姻色バリバリでやる気満々の様子がよく見られます。


普段は水色のデバスズメダイ

婚姻色になると、黄色みが増して
背びれや胸鰭が黒くなります。

デバスズメダイじゃないみたい!!



ちなみに、胸鰭だけが黒くなる個体もいます。
動きを見る限りでは、同じくらいやる気満々に見えます。

何が違うのか?
定かではありませんが、いつでも大体
同じ場所に胸鰭だけが黒くなる個体、背びれも黒くなる個体がいます。


不思議。




よーく見ていると、ちょっと違う種類も混ざっています。


アオバスズメダイ

胸鰭の付け根が青っぽいのが特徴。
水中では、黒っぽく見えたりします。


婚姻色になると、やはり黄色みが増し、一部分が黒くなるのですが
デバスズメダイとは、黒くなる部分が異なります。

尾びれが黒くなるのです。



婚姻色になると、ばっちり見分けがつきますね!




似ていても、いざとなると、ちゃんと分かりやすく別種を主張しているなんて。

さすがです。



時折、ファンダイビングのゲストから
ガルメアウスビーチのリクエストをいただくことがあります。

コンディション、ボート割りによりリクエストが通る時も。



のんびり、じっくり、マクロフォト派には嬉しい場所ですよね。




ガルメアウスビーチに行く機会がありましたら
どこにでもいるけれど、ちょっとデバスズメダイにも注目してみてはいかがでしょうか?