grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

ハゼ科

メガネベニハゼ

パラオでは、とてもポピュラーなベニハゼです。 私たちが通常ダイビングを楽しむ深度 ドロップオフにたくさんいるので 非常に親しみのあるベニハゼなのです 生息域は、屋久島、石垣島や西表島、西部太平洋、インド洋など。 リングアイドワーフゴビーと呼ばれ…

ニンギョウベニハゼsp.A&B

ニンギョウベニハゼsp.A ニンギョウベニハゼsp.B と、呼ばれているベニハゼです。 sp.Aは、少し暗っぽい場所にいます。 そういう場所ならどこにでもいますが 特に、ブルーホールにわんさかいます。 写真ではわかりにくいのですが 背中に、谷折り線みたいなラ…

ハゼとエビの共生 相性良し?悪し?

砂地に棲むハゼの仲間には、 テッポウエビと共生するタイプが多くいます。 ▲ギンガハゼとテッポウエビ エビは、穴掘り役 体の割に大きなはさみを駆使しして せっせと砂や小石をブルドーザーのごとく 穴の外へ掘り出し穴を大きくします。 ハゼは、見張り役 視…

内湾のハゼ ホムラダマシ(仮)

ダイビングが好きマクロダイブが好き生物が好き 自分で探すのも好きそんな人にはたまらないちょっとマニアックなポイントで潜ってきました(*^^*)ハゼ科の一種、ホムラダマシ(仮)トゲトゲのヒレが特徴の小さなハゼです!変なハゼ!!好き!!この子たちね、…

内湾のハゼ ナカモト&ツバメクサハゼ

内湾マクロ。 ちょっと深場では、ナカモトイロワケハゼsp 本家とよく似ていますが、 鼻管やヒレ、色の濃さなど異なる点があります。 (色味には個体差もあります) 黄色い小さな、可愛らしいハゼなので とっても人気があります(*^-^*) 内湾のちょっと深場で会…

アカメハゼ ベンケイハゼ

アカメハゼ。 沖縄などでも普通に会えるハゼですが 実は、パラオでは多くありません。 むしろ、普段はほぼ見かけないのですが 数年に一度、急に大量に登場するアカメハゼ。 たしか、2年程前にも急にどっさり現れて そして、急にいなくなりました。 周期があ…

ケショウハゼ 色濃いめ

砂地の色が白っぽいと、魚の色は白っぽくなり砂地の色が黒っぽいと、魚の色は黒っぽくなるこの子もやはり、そのようです。ケショウハゼ。普通種のハゼで、地味目なので普段は撮らないのですがこれはさすがに、撮りたくなっちゃう!!体色、ヒレの色、濃いー…

ツバメクサハゼ 威嚇!!

ある日、パラオのある場所でツバメクサハゼを観察していたら私に向かって威嚇をしてきました!!いやいやー、人に威嚇してくることってないでしょ(笑)と、言われましたが他に威嚇する対象は見当たらなかったので私に威嚇してきたのかと・・・。(実際は他…

シマオリハゼ 求愛!!

ある日、パラオのある場所でシマオリハゼのオスが、メスに求愛しているシーンに出くわしました。ここは、砂地の色が黒っぽいので砂地の色が白っぽい、マラカル湾周辺と比べてそもそもハゼの色が濃いのですが求愛時には、更にものすごい色になっていました!…

最近のオイラン村

元オイランハゼspことピンクスペックルドシュリンプゴビー。他のハゼが多い、人口密度(人じゃないけど)が密な場所ではハゼ同士での威嚇も多く見られ、ハゼ達が活発になります。ガオガオ!! 威嚇!!威嚇だけでなく、オスの、メスへのアピールジャンプも見…

ハゼ 生息環境による色の違い

砂地が白っぽいと、ハゼの色味は白っぽくなる傾向にあります。砂地が黒っぽいと、ハゼの色味が濃くなる傾向にあります。生息環境に大きく影響を受けるのですね。茶色い泥砂が堆積しているエリアがありそこにもハゼがたくさん棲んでいるのですが色が、濃いで…

イレズミハゼ属の一種 ペア

イレズミハゼ属の一種です。透けるきれいな胸鰭がやたら大きくアンバランスな感じと顔がとっても可愛いハゼです。以前にも記事にしていたと思いますがある場所、狭い範囲に割合多く登場していました。こんなにたくさんいたっけ??元々、ベンケイハゼなどに…

ヨゴレダルマハゼ バリエーション?

ある日、サンゴの中にダルマハゼを見つけました。可愛いな。でも、君、誰だっけ??ヒゲがすごい。黄緑色のボディで、模様はなし。目の周り(虹彩)はオレンジ色。うーーん、今まで見たことあったかなー?ある図鑑によると、ダルマハゼのバリエーションと出…

ネジリンボウ 若魚

ネジリンボウの若魚です。ヒレナガネジリンボウは見かけませんがネジリンボウは、ジャーマンチャネルの砂地で見かけます。マクロ派ダイバーには、やたら人気の子です!ここのところ、見やすい深度に出てくれるのは若い小さめの個体です。成長すると深場へ行…

オニハゼ

オニハゼです。図鑑「日本のハゼ」には、日本固有と書かれていますがパラオでも見かけます。ペア♪オニハゼの仲間は、細長い。首が、やたら長く見えます。ところで、和名の「オニハゼ」にしても英名の「Monster GOby」にしてもなかなか恐ろしそうな名前がつい…

ブラックスポットドワーフゴビー

ブラックスポットドワーフゴビー図鑑による生息域は、インドネシアやパプアニューギニアパラオでも見られます。名前の通り、第一背びれにブラックスポット黒斑のあるベニハゼです。この子は、暗がりが好きで、岩の亀裂などにいてライトや、気配を察するとサ…

アケボノハゼ 若魚

アケボノハゼ。パラオでは、水深30mほどにたくさんいます。アケボノハゼにも、チビ時代があります。こちら、まだ若い個体。何かが違う、そう感じたあなた。そうなのです。背びれのハタタテの部分が成魚は短めなのですが若魚は長めなのです。シャキーン。背…

ベンケイハゼの仲間 ピンク色

ベンケイハゼの仲間です。カラーリングは、生息環境や地域差、個体差の大きな種のようです。キイロが濃い個体が多い気がするのですがある日、ある場所で出会ったペア。後方にいるのは、よくいるタイプの黄色い子。手前の子は・・・やたらピンク色・・・?? …

ベンケイハゼの仲間 イレズミハゼ属1種‐2

ベンケイハゼの仲間は、同じ種でも色バリエーションが豊かだったりちょっとずつ何かが違ったりまぁ、ものすごくたくさんの種類がいるようです。最近、気になるベンケイハゼの仲間。この子は、背びれに黒斑が入る、チビサイズでした。居る場所が狭いし、シャ…

本気モード、オヨギイソハゼ 婚姻色!!

オヨギイソハゼ パラオの内湾では、どこにでも、ものすごくたくさんいる魚です。 小さくて、群れでいます。 立派なオス。 吠えた!! 眉毛あるみたいだし、変な顔・・・!!(笑)そんなクルコン桟橋前のドロップオフ沿いでは、オスの婚姻色もよく見られます。…

イレズミハゼ属の1種

ブルーコーナーのドロップオフで、ベニハゼを探していたら大きさはベニハゼっぽいけれど一目で違うな、と分かるほど胸鰭が大きく開いた子が、ちょこん。イレズミハゼ属の1種だと思われるハゼです。この個体は、2cm程と小さめ。ちょっとデリケートで、強めに…

リュウキュウハナハゼ

リュウキュウハナハゼ。日本にもいる種のハゼですが、なかなか美しいハゼなので、お好きな方には時々紹介しています。砂地の水底近くの中層を、ホバーリングしているのですが危険が迫ったり、夜間休む時には素早く、ダテハゼ系のハゼの巣穴に勝手に(?)入…

ベンケイハゼの仲間

ベンケイハゼです。少し狭い岩の隙間などを覗くとちょっと暗い場所に、ちょこん。といたりします。パラオで会う子は、色が鮮やか。ラインの入り方も、図鑑でみるベンケイハゼとは若干異なります。地域差なのか、それともイレズミハゼ属の、ベンケイハゼの仲…

ウルトラマン 寄生虫

ブルズアイドワーフゴビー。以前、サイドスポットとも呼ばれていたパラオやヤップの固有のベニハゼです。ある日、出会ったブルズアイ。頭の形が変。こちらが、通常。肉眼だと、小さいので分からないのですが写真を撮ってよーく見ると・・・ふくらんだ頭から…

ヴォルケーノシュリンプゴビー

ヴォルケーノシュリンプゴビー。フィリピン、パラオ、パプアニューギニア、グレートバリアリーフなど35m以深の深めに棲息するダテハゼの仲間です。深場は薄暗いので、肉眼では割と地味なダテハゼ、といった感じなのですがストロボ当てて撮ると、あら、なか…

ヤノダテハゼ

たくさん居すぎて、キレイなんだけどスルーされがちなハゼ、ヤノダテハゼ。日本でも観察できる魚です。図鑑による参考生息水深は25-30m。パラオでは、10m台から観察できるので、じっくりな撮影向きです。このハゼの最大のチャームポイントは、尾びれ!!…

うっかり上がってきちゃったアケボノハゼ達

先日のこと。マクロ穴から、縦に深度を浅くして潜っていたのですがマクロ穴 水深約30m その上の段 水深22mにうっかり、うっかり上がってきちゃったそんなアケボノハゼ達が。5,6匹ほど。さすがに、ヘルフリッチは見当たりませんでしたがアケボノ見たい方、今…

コビトハゼ

ちょっとマニアックかしら。サツキハゼの仲間の小さなハゼです。内湾の非常に浅い場所で会うことが出来ます。同じ環境に、同じサツキハゼの仲間のヨスジハゼも棲息していてよく混泳もしています。桟橋下でも、ヨスジハゼ、コビトハゼ両方会うことが出来ます…

イッポンテグリの幼魚 と ホムラダマシ

スパイクフィンガーデンで潜っていたある日パラオでは初めて、イッポンテグリの幼魚に会いました!!カサカサカサカサ脚を細かく動かしながら、砂地を歩くように魚とは思えないその移動の仕方チャームポイントは、長く伸びた第一背びれの基部。それを旗のよ…

ツバメクサハゼ

ゴールドバーシュリンプゴビーで知られていたハゼ和名がついたのは、割と最近のこと。ツバメクサハゼオスとメスとで、模様の入り方がやや異なります。ひれを開くと分かりやすいのですが、オスのほうがヒレが大きく立派で、見ごたえがあります!!尾びれの形…