grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

2015-01-01から1年間の記事一覧

アカネハナゴイ放精放卵!

ハナダイ、ハナゴイ系はハーレムにオスが何個体か存在する複雄群です。今回の主役、アカネハナゴイも同様です。アカネハナゴイは、浅い潮通りの良い場所にたくさん群れています。パラオでは珍しくないハナゴイなのですが、とても美しく人気があります。この…

ヨリメハゼ属の1種

ヨリメハゼ属の1種未記載のハゼです。ホムラダマシを探していると大体毎回出会い、目が合うのです。大きな大きな瞳が、キラキラ。特徴から、ヨリメハゼの仲間だと思われます。小さいですし、砂の色に同化しているため、「いる。」と思って見ないと、見逃すか…

パイネオラム

フラッシャー系のベラは、やる気を出すと非常に美しい。フラッシングをするのは、オス同士の威嚇時、メスへの求愛時。パラオでも、美しいベラはたくさん。その中でも、一段と美しくて、憧れのフラッシャー。パイネオラム。ヒレの先が細い糸状にヒラヒラして…

イヤースポットブレニー

カエルウオの仲間は、コミカルな表情や動きでとても人気があります。パラオでも多くのカエルウオに出会うことが出来ます。先日外洋で、目にしたことないカエルウオに出会いました。気にかけていなかっただけなのか?なぜか、今まで目に入らなかった子です。…

ニシキテグリ 卵の孵化 成長

勝手にニシキテグリ特集。第3回 卵の孵化、成長の話です。受精した卵は、水中を浮遊した後、約14時間後に孵化。孵化直後は、おたまじゃくしのような形をしているそうです。おたまの丸い部分には養分が入っていて、初めはその栄養で生きます。2日ほどで、開口…

ニシキテグリ 卵 その後の話

ニシキテグリの話の続き。第2回 卵、その後の話カップリング成功、放精放卵。その後のお話を続けます。放精放卵直前の写真を見ていたら・・・あら、メスのお腹から卵が出ています。拡大。この、透明の粒々が卵です。この後が速い!!目にもとまらぬ速さで放…

ニシキテグリ 出会いそして産卵の話

毎日繰り広げられる、命の営み。その中でも特に人気なのが、サンセットダイブで見られるニシキテグリの放精放卵人気があって、私自身も大好きなニシキテグリについて。熱く語る、全3回。特集を組んでみました。第1回 出会い、そして産卵の話第2回 卵、その後…

オススメ 絶景ウーロン

ウーロン方面へ行くと、ランチ休憩は、チャネル(水路)の内側でとることが多いです。ここで休憩をとる理由は、波が少なく穏やかだということ。そして、美しいウーロンの海が堪能できるということ!!私が、そこを好きだということ!!(笑)ふと、去年の春の…

スミレナガハナダイの、色・色

スミレナガハナダイ。日本でも見られますが、ここパラオではかなり浅い深度から見ることが出来ます。ショートドロップオフなどでは特に浅いのではないでしょうか。幼魚時代、メスは黄色。小さな若い個体は、比較的深めの深度に生息しています。顔が可愛らし…

チョウチョウコショウダイの幼魚

チョウチョウコショウダイ成魚は、正直言ってちゃんと撮ろう!と思ったことさえないので写真はないのですが幼魚となると、話は別です成魚とは似ても似つかない可愛らしい容姿、そして動き落ち着きなく、絶え間なく動きまくります。ふりふりふりふりふりふり…

ホムラダマシのメス(チビ)

オスときたら、もちろんメスの紹介です。メスと言っても、チビちゃんの紹介です。メスのチビは、またこれがひかえめな装いで、かわいいのなんのって!この子は小さい女の子。オスの第一背びれの棘が伸長するのに対し、メスは伸長しません。若い個体なだけあ…

ホムラダマシ オス

ホムラダマシ(仮名)と呼ばれているハゼ。色的には、ホムラハゼの色味が地味版。という感じ。しかし。本家のホムラハゼに比べ、かなり見やすい!見つけられさえすれば、撮影はそう難しくはないと思います。容姿も、動きも、とっても可愛らしいハゼです。大…

ジェブズサイフォンフィッシュ

ヒカリイシモチ属の一種 ジェブズサイフォンフィッシュとても、シャイです。そして、とってもかわいいのです。3cmほど。コーラルピンクのボディに、青く光るうるうるの瞳が可愛すぎです。きゅん。好きなサンゴがあって、そこへの依存性が非常に強い。サン…

レイズダムゼルの幼魚

レイズダムゼルは、パラオでもポピュラーなスズメダイ。外人スズメダイで、日本はいません。生息域は、インド・太平洋(フィリピン、インドネシア、バヌアツ、パラオ、パプアニューギニア、グレートバリアリーフ)となかなか広範囲。白地に、顔の周りに青の…

タツノイトコ タツノハトコ

砂地の葉っぱの茎や、棒切れみたいなところに時々絡みついているよーく見ないと、ただのゴミのようなでも、よく見ると・・・ヨウジウオ科の魚。タツノイトコとか、タツノハトコとか、それ的なやつだったりします。ガルメアウスビーチや、ゲロンインサイドな…

カンザシヤドカリsp

カンザシヤドカリspミクロネシアなど、南方に多いタイプらしい爪先の赤いタイプ赤とか、華やかな色が入っていると可愛らしさ倍増ですよね♪パラオではどこにでもいる子なのですがマクロ派にとって、被写体としてかなり良い子です!!まず、同じ穴にいて、動…

つぶつぶサンゴによくいるいるシリーズのエビ

つぶつぶのサンゴに住んでいるエビたちつぶつぶのサンゴを見つけたら、じーっと覗いてみるとほら。いるいる。よくいるいるシリーズ。まずは、アカヒゲカクレエビ外洋にいることが多いかな?珍しくはないんだけど漫画チックなコミカルな顔が、かわいいのです…

ギラつき、メタリック系

桟橋ナイトナイトダイビングの醍醐味は色々ありますが産卵や孵化など夜間にする生き物の生態行動が面白い昼間に姿を現しにくい、夜行性の生き物が見れる昼間と体の色が変わる生き物の、夜間色が見れるなど・・・夜。ライトで照らすと浮かび上がるネオン色、…

ハッチアウト終わってた・・・ そして極小マンジュウ

前回のブログの続きよーし、今晩こそ!と、張り切ってナイトへ繰り出したらあの、孵化寸前だったマンジュウイシモチ卵・・・なかった・・・何度もくまなくさがしたけれどなかった・・・がーーーん(゚Д゚;)がーーーん(゚Д゚;)がーーーん(゚Д゚;)どうやら、すでに昨…

マンジュウイシモチ 口内保育卵 孵化寸前!

夜な夜な観察を続けているものの一つマンジュウイシモチ、口内保育中のオス。テンジクダイの仲間は、メスが産んだ卵をオスがくわえて孵化まで卵を口の中で守る、口内保育をします。たまーに開く口からチラリと見えるのが卵。淡いピンク色。まだ新しい卵です…

THEカエルウオのハッチアウト

クルコン桟橋下ほんとに、桟橋下桟橋の下っていうか、桟橋と同じ水深(笑)そこにカエルウオが棲んでいましてTHEカエルウオ。図鑑で見るより、派手目。地域差が大きい種のようです。毎月、決まった浅い二枚貝の殻の内側に卵を産み付けお世話をするのです…

コウリンハナダイ オス

今まで撮れていなかったコウリンハナダイ。深場なので、粘ることが出来ない。泣かせ上手(?)な子達しかも、そこへ行くと普段会えない、かわいい、きれいなあんな子やこんな子がいっぱいいーーっぱいいるものだから「私はこの子を撮るの!」というブレない…

ナデシコカクレエビ

ハナビラクマノミがよく好んで棲むセンジュイソギンチャク。そこに、たくさんついているとても美しいエビナデシコカクレエビ。美しいですねぇ。名前も、とても美しい素敵な名前です。イソギンチャク内で動くのでゆっくりじっくりなら、いろんな設定で撮影を…

ニードルスパインコーラルゴビー オス婚姻色

ニードルスパインコーラルゴビーパラオの固有のコバンハゼの仲間です。くすんだ黄色で、針のように伸長した背びれがポイント。尖がってるのは背びれだけであとは、コバンハゼらしい、ずんぐりむっくりした可愛らしい体系サンゴの間に隠れてしまいなかなか全…

ヨスジハゼ

ヨスジハゼ3cmほどの、サツキハゼ属のハゼ。肉眼では、「まぁ、地味ですね」という子達なのですがライトを当てると・・・妖艶に輝くブルーが浮き上がりますう・・・うわぁーーー(゚Д゚;)綺麗っ!!特に、やる気なオスは、見事です。しかも、顔が可愛い。わ…

ブルースポットカーディナルフィッシュ

内湾の浅瀬で、太陽の光が差し込んできてきらきら大好きなエリアそこで、見られるテンジクダイの中で一番派手で綺麗なこの子今まで、ギルバートカーディナルフィッシュと紹介していたのですがどうやらブルースポットカーディナルフィッシュ。のようです。え…

バリアブルジョーフィッシュ 求愛合戦

綺麗なもの、かわいいもの、レアもの元々好きなのはそういう類のものでした今も、もちろんそこはぶれないのですがそういったもの以外でやたら興味がムクムクわいてきたもの生態行動。捕食、クリーニング求愛、繁殖、保育よく分からない、不思議な行動も・・…

ヘルフリッチ アケボノ イケイケバージョン

人気のハゼリクエストナンバーワンといえば・・・やはり。ヘルフリッチダートフィッシュ。和名、シコンハタタテハゼ。なんとなく、王道過ぎて遠ざかっていたヘルフさん。改めてみると、やっぱりこの淡い紫色は上品で素敵(*^-^*)ヒレを全開にしている瞬間を激…

コウリンハナダイ メス

コウリンハナダイ憧れのハナダイ図鑑によると、水深35m~60m。深いな。ここパラオでも、なかなか深いです。リピーターのS様と会いに行って撮った写真。コウリンハナダイのメスです。若いメスたちが狭いところで、くっついていましたこうしていると、安…

ロバストファインスケールドティバック幼魚

ロバストファインスケールドティバック。ちょっと暗がりの壁に好んで住んでいます個人的に、メルヘンチックなカラーリングとタラコ唇。という、ミスマッチさががお気に入りの子です。ヒレの色もたまんないよね~。この子は、以前にもこのブログで紹介済みで…