grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

ウナギ目の名無しの魚

先日、ブルーホールの中にある真っ暗な穴に魚をチェックしにいきました。
(通称 ブラックホール、Temple Dome などと呼ばれています)



暗闇を好む生物が棲んでいます。

シマクダリボウズギスモドキ、トマリヒイロテンジクダイ、
エビなど・・・(←ざっくりw)



魚治のジローさんが名前を付けたドウクツシマベニハゼにも会えます。

コンデジ(Power shot S120)で撮った写真です。


真っ暗な環境に住んでいるため、光を多く取り込めるようにか
はみ出しそうなほど大きな目を持っています。

ライトを当てると目くらまし状態で何も見えなくなるといいます。




観察していたら、尾びれで砂をかき分けて・・・



簡易的に作った穴へちょこん。と丸まるように隠れていました。
いや、穴が浅すぎて、見えてるけどね・・・。



自分で穴を掘って入るとは・・・びっくり。






そんなブラックホールで、爪楊枝2本分くらいの細いヤツが、
にょろんにょろんうごめくのが目につきました。

動かなければ、おそらく気づかなかったであろう小ささ。


コイツです。


・・・・


誰・・・




全身写っていないし、さすがにこの写真だけじゃ分からないだろうな

そう思いつつ、ダメもとでジローさんに写真を送りつけて質問してみたところ



「ウナギ目の1種と呼んでいる名無しの魚」


だそうです。



しかも


標本も採集済みだそうです。





さすがすぎます(笑)

すごいですね。

そのうち、この子もジローさんに名前つけてもらうのでしょうか。





変わった環境へ行くと、本当にヘンテコリンなのがいっぱいです。