grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

パラオ ブルースポットダムゼル

ブルースポットダムゼル

西部太平洋に棲息する外人スズメダイ
浅めの、内湾などのサンゴ域に棲んでいます

スズメダイは、幼魚と成魚で容姿がかなり変わる種類が多いのですが
子の子もやはり、大胆な変貌を遂げます

 

 

可愛い幼魚( *´艸`)

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幼魚はとっても色がきれい!
濁りのないきれいな黄色に、輝くような水色のライン

背中には、お月様を背負っています。
眼状斑といって、目の位置をだまして致命傷を避けるためのものです。

色が派手なので、水中でもかなり目を引きます!


しかし、この手の幼魚はとっても多いのですね・・・
似ているようなのがたくさん。

よく似ているのは、ブルーバックダムゼル。
ブルーのラインが2本なら、ブルーバックダムゼル
3本なら、ブルースポットダムゼルです

まぎらわしい・・・。
ブルーバックダムゼルは、ものすごくいっぱいいますからね。
ブルースポットダムゼルのほうが個体数が少ないのでなんだか嬉しいです。



大人になりかけると、だんだんブルーのラインや眼状斑が薄れていき
黄色もくすんでいきます。
この子は、中学1年生くらいかな?

成長すると可愛げがなくなっていくのですが
このステージはこれでなかなかきれいかな~、と思います(^^)
グラデーションがいけてます。


そして、大人の階段上りきる直前ステージ

ブルースポットダムゼルの成魚になりかけだと思われます。
間違えていたらすみません。

図鑑によると、パラオでは成長しても黒っぽくなりきらない個体もいるとのこと。
もっと黒っぽくなるのが通常のようです。

尾びれの付け根に、ブルーの点があるのが名前の由来なのですが
パラオで見る成魚には、ブルースポットがない子が多い気がします。
某先輩によると、スポットのある子ない子両方見かけるとのこと。


まぁ、棲息地域や環境によって、だいぶ色合いはかわりますからね。


そんな、かわいい外人スズメダイ
幼魚の可愛さはピカイチ!
大人になりかけ期間限定ステージも見逃せませんよ~。

ぜひ逢いに来て下さいね(*^^*)