grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

フォークテイルドワーフゴビーの若者

フォークテイルドワーフゴビーの若魚


ベニハゼの仲間で、ケーブなどのやや暗がりで
オヨギベニハゼに混ざってホバリングしていることが多いです。


オヨギベニハゼとは、全くの別種。
名前のとおり、尾びれがフォーク上に二股に割れているのが特徴です。


これはどっちなのか?
フォークテイルだと思って撮ったけど・・・尾びれが微妙??


そうなんです。

若い固体はまだ尾びれがしっかりフォーク上に伸びていないので分かりにくいのですね。



尾びれ以外にも良く見たら違うところがたくさんあります。

オヨギベニハゼは体やヒレに金色の細かいドットが密に入っているのに比べ
フォークテイルさんは、つるんとしている感じです。

虹彩(目の周り)の色も違います。


・・・ここまでくると、全然違うじゃんか!(笑)

うむ。


まぁ、成魚でも2.5cmほど。
結局、小さいので良く見ないと分からないんですけどね。


と、いうわけで、写真の子はフォークテイルドワーフゴビーの若い個体。

まだあどけない顔つき、伸びきらない成長段階のヒレ
透明感のある淡い色合いがきれいですな。
ヒレの色がまた美しいわ。

個人的にツボな段階であります。
小さいですけどね!

くぼみ内でホバリングしていますので、この子達は移動するとしても同じくぼみ内。
体を安定させたら、じっくり時間をかけて撮影しましょう(^^)



比較のためにも、次回はオヨギベニハゼも撮ったらここで紹介しますね。
こちらもきれいなんです♪