grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

スミレナガハナダイ チビと、女装家

サロンパスでお馴染み、スミレナガハナダイ。

オスは、ピンクムラサキ色で体にシップのような四角の斑。
メスは、斑はなく黄色。目の横の模様がチャーミング。


ハーレムの中で、一部の個体がメスからオスに性転換します。
なのでもちろん、幼魚のうちはみんなメスの容姿です。


ハナダイの仲間はオスのほうが派手なので注目されますが
幼魚もかわいいのでおすすめです!


チビチビ♪

体の割りに目が大きくて丸い、子供らしくてかわいすぎ!!




こちらは、ブルーホールの入り口前に、もうだいぶ前からいる個体。
なんだか色が・・・メスらしさが抜けない・・・


それにしても、ヒレの色、すごいことになってますよ!!
美しい・・・!!

画みたい。自然にこんな色合いが出来るのが信じられない。
やっぱり自然の色ってすごい!!!


性格は、相当やる気満々の元気なオスです。
誰よりもオスっぽいかもしれないな。
大体いつもメスにアタックしまくっていますから。

見かけによらないのね。


心が男で、見た目が女っぽいのは・・・
えーっと、女装家?なのか?


心はすっかりオスになっているようですが
中途半端な見た目、もうかれこれ長いことこんな感じです。



以前もフチドリハナダイの性転換中(性転換したて)の色が美しい子を紹介しましたが、
スミレナガハナダイも同じですね。

少しずつ、色合いやヒレの感じも変化していくのも面白いところ。

一口にスミレナガハナダイと言っても、奥深いですね(^^)



やや深場棲息の魚ですが、パラオでは水深10m台から棲息。
幼魚はやや深めになりますが。

是非、オス、メス、チビちゃん、中途半端な個体、コンプリートして下さい♪