grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

ナデシコカクレエビ

ハナビラクマノミがよく好んで棲む
センジュイソギンチャク。

そこに、たくさんついているとても美しいエビ

ナデシコカクレエビ

美しいですねぇ。
名前も、とても美しい素敵な名前です。

イソギンチャク内で動くので
ゆっくりじっくりなら、いろんな設定で撮影を楽しむことが出来ますよ


お腹にピンクの粒々、卵を持っているお母さんも
肉眼でしっかり見れます(^^)



さらに。


ものすごーーーーく、よく見ると

めちゃくちゃ小さい、エビが無数に・・・!!

めちゃくちゃ小さいし、なんせ、透明なので

撮影も、肉眼での観察も、
出来る人は出来るけど・・・というレベルかもしれません。



興味がなかったらそもそもアウト。
マニアックな世界の入り口です(´艸`*)


小さすぎて、よくわかりませんが
おそらく、同じナデシコカクレエビの赤ちゃんたちなのでしょう・・・


それを、じーーっと観察していたら

ハナビラクマノミのチビちゃんが
なんと

ぱくっ。

た・・・食べてしまいました・・・( ゚Д゚)

まぁ、プランクトン的なものですからね・・・
そうなりますよね・・・

この子です(笑)



よく見ると、ものすごくたくさん。
少しくらい食べられても、生き残ってある程度の大きさになったら
クマノミたちにも食べられなくなるのでしょうね。


卵が放出されて、孵化して、浮遊して
このイソギンチャクに無事に降り立ったところまでも

ものすごーいことなのですが

ここでも、生き残るのにかなりの運が必要になるという




と、いうことは


あんなにぐっちゃり群れ群れのナデシコカクレエビたちは
ものすごい、生存確率の中を生き抜いてきた

凄いやつら。


ってことです。



次回から、もっと尊敬のまなざしで見ようと思います。