grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

スミレナガハナダイの、色・色

スミレナガハナダイ。
日本でも見られますが、ここパラオではかなり浅い深度から見ることが出来ます。

ショートドロップオフなどでは特に浅いのではないでしょうか。



幼魚時代、メスは黄色。
小さな若い個体は、比較的深めの深度に生息しています。



顔が可愛らしいので、個人的には大好きです。



成長してくると、メスから、オスへと性転換する個体が出てきます。

オスは、ピンクに紫色の色味で、四角の斑が入ります。
サロンパス、の愛称は湿布を張っているように見えるこの四角の斑からきているのですね。


こちら、只今、性転換中!!



黄色から、ピンク色になりかけて、斑もうっすら入り始めています。

ここの期間が短い個体もいれば、割と何か月もいつでまでもこの状態でいる個体もいます。
いずれにせよ、期間限定品です。



こちらは、正真正銘の立派なオス。



腹びれの色味もバッチリですね!!




さらに・・・

求愛でメスにアタックしまくる個体は、色味が濃くなります。

そしてさらに、やる気満々がピークになると・・・

何やら白っぽい変な色味に変身していました。

え?え??エライ事になっています・・・。


ちなみに、この個体は深めの個体です。
やる気がこうさせたのか、深度の問題なのか・・・。


結構高速で動き回るので、撮影は難しいです(;^ω^)



魚の色、同じ種の魚でもこんなにも変わるものなんですねぇ。
奥深い。