白化イソギンチャク
パラオでも、白化しているイソギンチャクを見かけることがあります。
白くなっており、先だけ、蛍光黄色。
きれいですね。
しかし、本来白化現象は喜ばしいことではありません。
白化は、水温上昇などの理由により
イソギンチャク内の、藻類が出ていくことにより起こると言われています。
イソギンチャクは、藻類により恩恵を受けています。
藻類が光合成することで生成した養分をもらっているのです。
イソギンチャク自身も、自らプランクトンなどを捕食して栄養を受けていますが
藻類からの栄養が受けられないと、イソギンチャクは元気がなくなってしまいます。
必ずしも、白化したイソギンチャクが死んでしまうとは限りません。
しばらく生き続けることも多いですし、白化から、回復することも多いです。
皮肉にも、美しい、白化したイソギンチャク。
絵になります。
どうか、また元気に復活しますように。