スズメダイモドキのスケスケ赤ちゃん
スズメダイモドキ
モドキだなんて。
何とも可愛そうな名前がついている魚。
一属一種、スズメダイモドキ属。
内湾のサンゴ礁域、浅場に生息しています。
縄張り意識が強く、成魚にはよく威嚇されます。
卵を守っていたりすると、えらいことです。
ガツガツ噛みついてきます。
見た目も、何というか、ただの地味な薄汚れたような(失礼)茶色で
スズメダイの仲間の中では大型種、お世辞にも可愛くはないです。
しかし。
幼魚時代となると、話は別。
色も、模様も、小ささも
とってもかわいい!!
なぜ、こんなに違うのか。
幼魚のうちは、個人的にお気に入りのスズメダイです。
この写真の子も、チビチビサイズなのですが
先日、さらにチビを発見しました!
なんと。
まだスケスケ!!
着底したての赤ちゃんです( *´艸`)
卵から孵化してからしばらくは、浮遊生活を送るのですが
その間、体は透明です。
自分が降り立つべき場所に着底したら、色が出始めるのです。
ようこそ、スズメダイモドキとしての、新ステージへ。
青い部分から色が付き始めるんですね。
初めて知りました。
このサイズ、この透明感の個体は、初めて。
気づいていないだけで、たくさんいるのでしょうね。
かわいすぎ!!
もう、今頃にはすっかり色がついていることでしょう。
また、このステージの子たちに会えたらいいな。