grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

マンタの捕食シーン

意外にも、マクロネタでもなく、一番好きな魚はマンタです。
Nozomiです。


マンタの捕食についてのお話です。
マンタのエサは、プランクトンです。

水面近くで、大きな口を開けてプランクトンを海水ごと丸飲みします。


プランクトンが多く集まる場所では、たくさんのマンタが集まり
こぞってプランクトンを吸い込むべく、
ひたすら、狂ったようにぐるんぐるん、宙返りしたりします。


その様子は非常に迫力があります。
(写真:2015年 ジャーマンチャネル 新ちゃん)






先日、2月23日のジャーマンチャネルでは、マンタの捕食シーンが見られました。

10枚ほどのマンタが、


マンタ「プランクトン、うまーーー!!」
と、思っているかどうかはわかりませんが


きっと、食べ応えがあるんだろうな。


と、言うのは・・・


あるプランクトンが大量に集まるときに、
マンタやマダラタルミが狂ったように捕食をします。



そのあるプランクトンというのが、肉眼でもしっかり見える大きさの
青いミジンコみたいなプランクトンなのですね。

このマンタの側に見える粒々が、プランクトンです。




それが、ジャーマンチャネルのある場所に
集めたら結構な重量ありそうなほど、ものすごく密集して流れてくるわけです。


はいはいはいはい。
ありゃー、結構な食べ応えだわね。





そして、いつも、そのプランクトンがたくさんいるわけではありません。


はいはいはいはい。
いっぱいいるうちに、思う存分食べたいわけだわね。


と、思わず納得です。



私がマンタでも、効率よくガッツリ食べたいもの。





あの大きな体を維持しなくてはいけないのですからね。
たくさん食べなきゃいけません。






近くで写せるのは、コンデジでは4枚ほどが限度でした。
なんせプランクトンがすごいので透明度が落ちます。もんやりしてしまいます。

もちろん、一眼レフでバシッと行けたら、たくさん写せます!
(写真:新ちゃん)




一眼ワイド・・・いいな。

マンタをこよなく愛する者としては、やはり欲しくなってしまいます。





この特別な捕食シーン、皆さんにもぜひ見てもらいたいものです。
たとえ一枚でも、迫力あります。



しかし、捕食シーンは、いつでも見られるわけではありません。

まずは、プランクトンが多くないとしません。
海況が良いことと、いい上げ潮がかかっていることも条件の一つです。


大潮前の、夕方
大潮過ぎの、早朝


この時に、比較的捕食シーンは見られやすいですが一概にそうも言えません。

母なる自然の気まぐれ

これも、なかなか大きいです(*´з`)コマッタネ。




とはいえ、まぁ・・・

狙わなければ当てられませんから!


新月前、満月前は魚が活発で面白いことが多いので
マンタ以外にもおススメです(^^♪

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