grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

テッポウウオ

ある朝の出来事。


オフィススタッフのデスクに、水がボタボタボターーーっと落ちてきました。


「えっ・・・えっ?なになになに!?」
慌てるMichieさんとReiさん。



天井からの水漏れ・・・??
天井を見ても、そんな形跡はなし。


Reiさん「でも、横から来たような・・・」





Nozomi「あ!!分かった!!」

Takahiro「あーーー!!」

二人「テッポウウオ!!!」





(以下、ウィキペディアより引用)

テッポウウオは、スズキ目テッポウウオ科の魚です。


口に含んだ水を発射して、水面上の葉に止まった昆虫などを撃ち落とし、
捕食する行動がよく知られています。

テッポウの名前の由来はここにあります。




口蓋には前方へ向けて細くなる溝があり、
そこに下から舌を当てることで喉から口先にかけて水路が形成される。

鰓蓋を強く閉じることで 1m 以上も水を飛ばすことができる。


水面を隔てると垂直以外の角度では屈折が起こり、実際の位置からずれて見えるが
テッポウウオ類は屈折を計算して水の噴射やジャンプができる。








ほほーーー。
テッポウウオ、なかなかやりますなぁーーー!!


クルコンの桟橋には、いいサイズのテッポウウオが棲んでいます。


見慣れない方が多いかもしれません。


淡水域・汽水域・海岸の植物が多く茂った所に生息し、
マングローブ地域に多いとのこと。


日本では、唯一、西表にて観察されています。
なので、Takahiroも知っていたというわけです。



特に可愛い魚でもないのですが、水鉄砲を飛ばすその行動
非常にユーモラスで興味を引きますね。






いつか、テッポウウオが水鉄砲を飛ばす瞬間を
半水面で撮影できたらいいなと思います。


1日中、はりついて観察しないといけなさそうですが(笑)




ちなみに、桟橋の上からも、姿を観察することが出来ます。
思い出したら、見てみてくださいね。