grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

交雑種 ベニオ×シチセン

以前、オウギチョウチョウウオのハイブリッド(交雑種)の記事を書いています。
今回は、別の種類の交雑種。





ん???
遠目で見た時から、なんか違和感。


ベニオチョウチョウウオっぽいけど・・・???

ボディの模様が崩れ、オレンジの入り方もちょっと変、尾びれの色も変。
目の上を通るラインが切れて、眉毛の様になっています。




こちら、通常版ベニオチョウチョウウオ


こうして比べてみると、形も違いますね。




特徴から想像するに、ベニオとシチセンの交雑種ではないかと。
(採取して調べないと分かりませんが)

形や、目の上のラインやボディの模様の入り方がシチセンぽい!




交雑種のチョウチョウウオは、パラオでは割合よく存在します。

そもそもチョウチョウウオの種類が非常に多いのですが
同じ環境に棲息し、似た生態を持つチョウチョウウオらが存在するためです。






こんな変わった模様や色の子達が、さらに掛け合っていったら
一体どんなチョウチョウウオが生まれてくるのでしょう??


と、想像が膨らみそうですが・・・
実は、交雑種は子孫を残す能力がないと言われています。

なんだー、面白くないな。とも思いますが・・・
交雑種が交雑を重ねたら、大変なことになっていきそうですからね。





次はどんな交雑種に出会えるかしら?
パラオは狭い範囲で魚が豊富なので、チャンスが多いと思われます。

楽しみです(*^^*)