ペリリュー イレズミフエダイ放精放卵
ペリリュー、行ってきました。
知ってるお顔のみ、大好きなゲスト様たちと
少人数で行ってまいりました(*^^*)♪
左にイレズミフエダイの群れ 産卵!!
右にロウニンアジの群れ
下にカマストガリザメが4本ウロウロ
いやーーーー。
贅沢!!
個人的に、興味をそそられたのはイレズミフエダイの産卵の様子。
ものすごい数のイレズミフエダイが、群がっている中に、
黒っぽい個体が混ざっています。
オスは婚姻色になると、黒っぽくなります。
そんなオスたちは、メスに求愛行動をとります。
後ろから、メスをちょいちょいつつくようにしてくっついています。
刺激を受けてなのか?
メスが産卵モードになると・・・
スーーーパーーーーーダーーーッシュ!!!
うおぉぉぉーーーーー(◎_◎;)(◎_◎;)(◎_◎;)
めちゃくちゃ速いです。
これ、言葉じゃ伝えきれない・・・。
動画とかあげられたらいいんだけどなぁ。
カンムリブダイの産卵とも、バラフエダイの産卵とも
またちょっと違う感じの動きです。
メス、笑っちゃうほどの速さ。
そんなに早く泳げなさそうなフォルムなんですけどね。
しかも、急に方向変えたりのジグザグ戦法!!
なんとトリッキーな!!
速さだけでなく、フェイントも半端ないです。
まるで、オスを振り切るかのようなその動き。
私の動きについて来れないドンくさいヤツは、
私の卵の父親になる資格ないのよ!!
と、言っているように見えます。
めちゃくちゃ高飛車です。
産卵はメス発進で(オスが求愛して着火はさせているものの)
しかも、簡単にはモノにさせないという、メスのしたたかさ。
メス、すごいわ・・・。
優秀な子孫を残すための戦略なんでしょうね。
イレズミフエダイに関しては、
運動神経の良さ、俊敏さなどが重要になってくるのでしょうか。
運動神経の良いオスは、きっとたくさん子孫を残しているのでしょう。
でも、きっとドンくさいメスだっているはず。
そしたら、ちょっとドンくさいオスにも、子孫を残すチャンスがある!
でも・・・
ドンくさいメスは、あまりモテないのかな・・・
そんなことを色々と思いながら、イレズミフエダイの求愛行動から産卵まで
じっくり見てきました。
イレズミフエダイの数の多さ、大きななサメには圧巻ですが、
やはり、生態行動の観察は面白いです。
また、見に行けるといいな。