grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

タンポポスズメダイタイプ2

ちょっとややこしい話なのですが

 

以前ヒマワリスズメダイと呼ばれていた全身黄色のタイプが

タンポポスズメダイとなりました。

 

 

ボディが白っぽいタイプは、

その昔、ヒマワリスズメダイタイプ2と呼ばれていました。

 

その後、2016年9月、別種としてタンポポスズメダイと正式に登録されました。

 

そして、更にタンポポスズメダイタイプ2となりました。

 

 

 

ややこし。

 

 

ヒマワリ     → → →    タンポポ 

ヒマワリタイプ2 → タンポポ → タンポポタイプ2

 

 

 

ヒマワリとタンポポの違いは、肛門の色とかなんとか・・・。

とにかく、パラオには、ヒマワリスズメダイはいないそうです。

 

 

この、ボディが白いタイプはタンポポスズメダイのタイプ2でございます。

 
 
タンポポがボディも黄色いのに対し、
タンポポタイプ2はボディが青白っぽい色。
 
タンポポの背びれのフチが濃くオレンジ色なのに対し、
タンポポタイプ2はそれがない。
 
 
 
パラオでは、タンポポタイプ2の方が圧倒的に個体数が少なく
幼魚となれば、ある程度の深度をとらないと会えないので、
レア種の分類に入るかもしれません。
 
 
この子は、水深30mと、ちょっとくらいで出会いました。
幼魚というには、ちょっと大きい。
若魚、ですね。
それでも、幼魚の可愛さが残っていますね
もっとチビちゃんにも、出会いたいな。
やっぱりチビが好きなんです( *´艸`)