マンタの子育て おっぱい
マンタは、卵胎生といって
お母さんのお腹の中で孵化し、約1年、お母さんのお腹の中で育てられます。
出産後すぐから、赤ちゃんマンタは一人で生きていかなくてはいけません。
つまり、マンタが子育てするのは、お腹の中にいる1年間です。
同じくサメの仲間は、卵胎生の種類が多いのですが
お腹の中での栄養摂取方法は、無精卵や自分より後に出来た小さい兄弟を食べるなど
サメの種類によっても、異なります。
いわゆる、獰猛と言われる種類のサメは
お腹の中でも、しっかり超肉食系のようです。
マンタの場合は、1匹につき、普通1匹の子供を身ごもり、出産します。
お腹の中での栄養摂取方法はというと・・・
なんと。
おっぱいを飲んでいるというのです!
お母さんのお腹の中の壁からは、
脂肪分を多く含んだ液体が分泌されます。
これは、子宮ミルクとも呼ばれるそうです。
ある研究によると、超音波にて、お腹の中で赤ちゃんマンタが
自分で口を、開け閉めしている様子が確認されたといいます。
生まれてくる前の、赤ちゃんの時から
自分で、ミルク飲んでいるのです!!
水族館などで、マンタの出産シーンを動画で見たことがありますが
確かに、出産時に白い液体とともに赤ちゃんが出てきました。
あの白いの、ミルクだったんだ!!
むしろ、なぜ今までこのことを知らなかったのだろう・・・?
マンタ大好きなのに!!
いつか、パラオの海でも、出産シーンを見ることが
大きな大きな夢です。