grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

マンタの子育て おっぱい

マンタは、卵胎生といって

お母さんのお腹の中で孵化し、約1年、お母さんのお腹の中で育てられます。

 

 

 

出産後すぐから、赤ちゃんマンタは一人で生きていかなくてはいけません。

 

 

つまり、マンタが子育てするのは、お腹の中にいる1年間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じくサメの仲間は、卵胎生の種類が多いのですが

 

お腹の中での栄養摂取方法は、無精卵や自分より後に出来た小さい兄弟を食べるなど

サメの種類によっても、異なります。

 

 

 

いわゆる、獰猛と言われる種類のサメは

お腹の中でも、しっかり超肉食系のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンタの場合は、1匹につき、普通1匹の子供を身ごもり、出産します。

 

 

 

 

お腹の中での栄養摂取方法はというと・・・

 

 

 

 

なんと。

 

 

 

 

おっぱいを飲んでいるというのです!

 

 

 

 

 

 

 

お母さんのお腹の中の壁からは、

脂肪分を多く含んだ液体が分泌されます。

 

これは、子宮ミルクとも呼ばれるそうです。

 

 

 

 

 

 

ある研究によると、超音波にて、お腹の中で赤ちゃんマンタが

自分で口を、開け閉めしている様子が確認されたといいます。

 

 

生まれてくる前の、赤ちゃんの時から

自分で、ミルク飲んでいるのです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

水族館などで、マンタの出産シーンを動画で見たことがありますが

確かに、出産時に白い液体とともに赤ちゃんが出てきました。

 

 

 

 

 

あの白いの、ミルクだったんだ!!

 

 

 

 

 

 

むしろ、なぜ今までこのことを知らなかったのだろう・・・?

マンタ大好きなのに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、パラオの海でも、出産シーンを見ることが

大きな大きな夢です。