grand7 fish book in Palau

パラオで見られる魚のことを書いています

2017-01-01から1年間の記事一覧

ナポレオンの求愛、放精放卵

ある日のブルーコーナー。深度を上げた中層に、ナポレオンフィッシュがたくさん!!もはや、群れ。笑うほど、います。新月過ぎるとナポレオンの求愛と産卵が多くみられます。ブルーコーナーだけでなく、ニュードロップオフ、シアス、至る所で見られます。ナ…

ペリリュー イレズミフエダイ放精放卵

ペリリュー、行ってきました。知ってるお顔のみ、大好きなゲスト様たちと少人数で行ってまいりました(*^^*)♪左にイレズミフエダイの群れ 産卵!!右にロウニンアジの群れ下にカマストガリザメが4本ウロウロいやーーーー。贅沢!!個人的に、興味をそそられた…

サンゴの卵

ある日、ブルーコーナー周辺でShigeが「サンゴの卵がいっぱい!!生臭い!!」と。休憩中にも、水面よーく見ると小さな粒々がたくさん漂っています。おーーーー。思わず、じーーーっと観察。実は、恥ずかしながらちゃんと見たことがなかった私。コップにすく…

交雑種 ベニオ×シチセン

以前、オウギチョウチョウウオのハイブリッド(交雑種)の記事を書いています。今回は、別の種類の交雑種。ん???遠目で見た時から、なんか違和感。ベニオチョウチョウウオっぽいけど・・・???ボディの模様が崩れ、オレンジの入り方もちょっと変、尾びれ…

マンタ 福助

3月4日の早朝に初めて出会った若いマンタ。クリーニングステーションでくるくるしていました。Shinobuさんの頭上を通過したりして、なかなかダイバーに興味あり気です。近い!!この子も、同様に新個体としてPalau Manta IDに登録されました。Shinobuさんに…

赤ちゃんマンタTrema

マンタのお話です。パラオのマンタは10月から2月の間に生まれてくることが多いためこの乾季の時期に、チビマンタに会えるチャンスが多いと思われます。この子は2月28日の早朝に初めて出会った、チビマンタ。とても可愛くて、一人でいた私のそばにフラフラや…

アオリイカの卵 赤ちゃんイカ

パラオにもアオリイカがいます。湾内や、ロックアイランドの際を好みます。日本で見るのよりも小ぶりな個体が多いです。と、いういくつか異なる点もあるのかもしれませんが、きっと、アオリイカ。漁礁や、海藻などに卵を産み付けることが多いアオリイカ。パ…

ハロ、環水平アーク

先日、ブルーコーナー上で、ハロ現象を目撃しました。太陽の周りに、虹が出来たようなこの現象。パラオでは、たまに見られます。暈(かさ、halo、ハロー、ハロ、ヘイロー)とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことで…

ウナギ目の名無しの魚

先日、ブルーホールの中にある真っ暗な穴に魚をチェックしにいきました。(通称 ブラックホール、Temple Dome などと呼ばれています)暗闇を好む生物が棲んでいます。シマクダリボウズギスモドキ、トマリヒイロテンジクダイ、エビなど・・・(←ざっくりw)…

ヤノダテハゼ

たくさん居すぎて、キレイなんだけどスルーされがちなハゼ、ヤノダテハゼ。日本でも観察できる魚です。図鑑による参考生息水深は25-30m。パラオでは、10m台から観察できるので、じっくりな撮影向きです。このハゼの最大のチャームポイントは、尾びれ!!…

テッポウウオ

ある朝の出来事。オフィススタッフのデスクに、水がボタボタボターーーっと落ちてきました。「えっ・・・えっ?なになになに!?」慌てるMichieさんとReiさん。天井からの水漏れ・・・??天井を見ても、そんな形跡はなし。Reiさん「でも、横から来たような…

マンタ Ayuel

2月17日にデクスターウォールで出会った、小ぶりのマンタ。(写真:Yujiさん)あら、この子、見かけない子だわ。いくつかの団体で、マンタの個体識別は行われていますがパラオで、おそらくもっとも大きなプロジェクトでやっているMandy EtpisonさんのManta I…

マンタの捕食シーン

意外にも、マクロネタでもなく、一番好きな魚はマンタです。Nozomiです。マンタの捕食についてのお話です。マンタのエサは、プランクトンです。水面近くで、大きな口を開けてプランクトンを海水ごと丸飲みします。プランクトンが多く集まる場所では、たくさ…

クジャクベラ オス

クジャクベラ英名、ピンクフラッシャー。クジャクベラという和名がついたのは、意外にも1999年。割合そう昔のことではないのですね。英名の通り、メスはピンク色。(幼魚のうちは黄色)オスも、通常地味なピンク色。まぁ、ライトを当てないと何とも地味な色…

ジョンソンズラス

ジョンソンズラス通常は、マーシャル諸島に棲息しているベラです。パラオでは珍しいのですがある時期、ポッと出現し、増えたりするのだそうです。メスです。メスも綺麗ですねぇ。平常時のオスです。いろんな色が混ざり合った、絶妙なカラーリング。美しい!…

チンヨウジウオ

チンヨウジウオヨウジウオ科 ヨウジウオ亜科 チンヨウジウオ属生息域:スマトラ沖~西オーストラリア、パラオ、琉球列島などアザミサンゴを宿主とし、ポリプの間に棲みます。日本では、沖縄県版レッドデータブックの絶滅危惧IA類に指定されています。チンヨ…

モンツキイシモチ 幼魚

モンツキイシモチ昼間はサンゴの間の奥に隠れているので、見かけることは少ないです。 夜には、あちらこちらに出てきます。まぁ、とても地味なテンジクダイです(´-ω-`)昼間に出会う機会がほとんどないので「お、見たことないやつ」と、魚をよく知っている人…

ヒメフエダイの幼魚

ヒメフエダイ。ピンク色のフエダイ。沿岸岩礁域で群れているのをよく見かけます。パラオで潜ったことがある人なら、絶対に一度は出会っている魚です。しかし、取り立てて紹介することもほとんどなく私もこの子を写真に撮った記憶もなく・・・成魚の写真を持…

アオスジスズメダイ

アオスジスズメダイ。黄色に、メタリックな水色が美しいルリスズメダイ属のスズメダイ。図鑑によると、水深25m以深。参考写真の、参考水深は45m。ここパラオでは、水深50mほどで見かけます・・・深いーーー(*´з`)日本では、南日本の太平洋岸、八丈島や琉球…

カズハゴンドウ

パラオの外洋では、ハシナガイルカの群れに出会うことがあります。穏やかな水面のときに、ボートの作る波に乗って遊んだりとボート上から、イルカを観察することが出来ます。スノーケリングやダイビングで遊べることはほとんどありません。人には敏感なよう…

ゼロ戦

ゼロ戦。時々、リクエストをいただきます。公式名称は「零式艦上戦闘機」“ゼロ”の意味は、これが日本の年号が紀元2600年に当たる年に作られたためです。空冷星型エンジンを使用。機体は全長9.1m、翼幅11.8m。軽い機体に関わらず主翼に20mm機関砲を2つという…